ProtoPediaでつくる、たのしむ、ひろがるポエム 2022
この記事はProtoPedia Advent Calendar 2022の8日目の記事です。
今年は、ProtoPediaを通じて2つのハッカソンとコンテストに挑戦して「つくる、たのしむ、ひろがる」を体験することが出来たので、そのことについてポエムを書きたいと思います。
2022年もハッカソンは楽しいな
突然の自分語りから始まって申し訳ないのですが・・・
ワタシが人生ではじめてハッカソンに参加したのは、預け先がなくて一緒に出社していた三人目の子(次男)がまだ赤ちゃんだった頃です。
赤ちゃんを抱っこしたまま会議に出席したり、名刺交換したり、作業したり、一緒に仕事していた仲間がとても良い人々で、パートなのにプロジェクトのリーダーで沢山いい経験ができていたけれど…
認可保育園が見つからなくて、区役所に相談に行ったら「パートだから認可に入れるのは無理ですよ」と笑われて会社を辞めた時でした。
まあ、お仕事辞めても、子育てしながら、次はさらに面白いことやるぞー!!!っと、いろいろトライしている時期だったので、文章であらためて書いてみると大変そうだけど、全く悲観的ではなかったです。
長女・長男と、何年も長くがむしゃらに子育てに人生を捧げていたので、はじめて参加したハッカソンで、自分のアイデアを発表して、それに賛同してくれる人がいて、そのまま短時間で開発するっていう時間の使い方が本当に新鮮で衝撃的でした。なんて楽しい世界があるんだろう!!ハッカソン大好き人間なワタシが出来上がった瞬間です。
それから、何か作るのがやめられない(笑)
ProtoPediaやTwitterでいろいろな人の作品を見ながら、もっと技術を磨いて素敵なものをつくりたいなあ・・・と思う毎日です。
ハッカソンで開発だけに集中できる時間ってとっても贅沢な時間なんですよね。
いや〜ハッカソンってホント楽しいですよね。
認知症フレンドリーテック第一回ハッカソン
今年の9月に参加した、認知症フレンドリーテック第一回ハッカソン
dementia-friendly-tech.connpass.com
コミュニティつながりで、運営のお手伝いをする予定だったのですが、とても興味深いお題だったので、つくる側の人として参加しました。
伴野さんのファシリテートでmiroを使ってアイデア出し・チームビルディングがあり、
自分のアイデアに耳を傾けてくれる人がいて、ワクワク!とても楽しめました。
チームのみんなと開発して出来上がった作品がこちらです。
若年性アルツハイマー向けのサポートツールなんですが、介護のプロのチームの方々からも、認知症のお話を聴くことができて、知識がひろがったので、ハッカソンに参加してホントよかったなあと思っています。
自分もいつ介護される側になるかわからないし、老いは誰もが通る道なので、自分らしく生きられたらと思います。
この作品は、エンジニアフレンドリーシティ福岡 Engineer Driven Dayにも参加させていただきました。
PLATEAU Hack Challenge 2022 in Engineer Cafe (福岡)
このハッカソンでは、まだPLATEAUでは公開されていない福岡のデータも扱えるということでワクワクしながら参加しました。
九州大学の誰でも利用可能な3D生物標本が公開されたので、それを使ってみたかったというのもあって、
クワガタとカブトムシを対戦させるアイデアが浮かんで無事チーム結成!
チームの皆さんが優秀だったので、ワタシの想い描いていた昭和な映像以上の素晴らしい出来栄えで、ARで見られて、しかもチャット機能つき!こんな短時間でよく形になったなあと、自分の中ではもう感謝で大満足でした!!
でも審査の時に開口一番「虫が怖い。気持ち悪い」と言われてガーーーーン!そんなことを言われるとは全く思ってなかったので正直かなりショックでした。いやあ〜虫嫌いな人は仕方ないですよね・・・かなりリアルな標本でしたし・・・申し訳ないものを生み出してしまった・・・
ハッカソンが終わった後も、かなり落ち込んでいたワタシでしたが、チームの吉永さんが、AR Core Geospatial APIを利用して百道浜のふくおかタワー前に行くと、クワガタとカブトムシの対戦が見られるようにアプリをさらに改良してくださったんですよ。
ワタシも百道に行って映像を見たんですが、かなり感動しました!
とってもかっこいい映像で、救われました。虫が苦手じゃない人はぜひご覧ください!
詳しくはこちらのページに載っています!
締め切りに間に合わなかったコンテスト参加作品が2つ
コンテストに応募するのも大好きなんですが、締め切りが近くならないと、なかなかはじめられない性格なので、今回参加しようとした2つのコンテストの締め切りにどちらも間に合いませんでした。
ひとつは「reTerminal拡張モジュールコンテスト」です。
パトライトのシグナルタワーが使いたくて作り始めたのですが、申し込みフォームに記載するのを忘れていて、締め切り時刻が過ぎてしまっていました・・・
これは、まだ完成してないので、時間がある時に、ゆっくり完成させたいと思っています。
もうひとつは、完全に間に合わなくて公開してないプロジェクトで、kintone × obniz × MESHを使った、手軽でも効果抜群!IoTで業務改善コンテスト2022に応募しようと思っていたものです。
MESHを購入してから忙しくなってしまって、仲良くしてくださっているとり子さんにも、お弁当が当たるかもよー!って教えてもらって出したかったんですが、持っていたobnizがどこにしまったのか見つからず、締め切り日の夕方に、もうさすがに見つからないだろうと諦めたら、何度も探したケースの側面に貼り付いてたのを発見!!
あんなに探したのに、諦めたら出てくるのってなんでなんでしょうね!
そこから、パッと思い浮かんだ、ネットバンクのワンタイムパスワード生成機(トークン)が入ったファイルにMESHの動くブロックを貼って 取り出したらobnizを通してkintoneに通知が入って管理できる っていうのを作りはじめたんですが・・・
最後obnizからkintoneに連携させるのをどうするのか、よくわからず間に合わなかったです・・・。
公開できなかったけど、ここで語れてよかったです。
来年も「つくる、たのしむ、ひろがる」
結果的にうまくできなくて落ち込んだりする時もあるけれど、
トライして、試行錯誤を繰り返すことは、決して無駄ではない!
積み重ねたら自分のためになっていると思うので、
なにか作ってみたいという気持ちがあったら、ぜひトライしてみることを
お薦めします!
来年も引き続き、ものづくりをがんばって、良い作品をつくれるように頑張りたいと思います。
いろんな企画に参加できたらいいなあ。
(ポエムおしまい)