ヘボ過ぎる九州の熱い戦い☆つくると!ヘボコン(ヘボコンAdvent Calendar 2017の9日目の記事)
この記事はヘボコンAdvent Calendar 2017の9日目の記事です。
「つくると!」というイベントで、いつもヘボコンを担当させていただいています。
ヘボコンとは、技術力の低い人のためのロボット相撲大会で、高度な技術を使うと逆に減点される「ヘボければヘボいほど良い!」という面白い大会です。
言葉で説明するより、まず見てもらった方が、よりヘボコンの魅力が伝わると思うので、まずは参考動画をご覧ください!
参考動画)ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ2016
世界大会まで開かれるほど、盛り上がっているヘボコン!
そんなヘボコンに、私が初めて出会ったのは、2015年に北九州で開催された「モノカフェ」でのヘボコンです。
その時、私は参加者としてヘボコンにエントリーしていました。けれども輸送途中にギアボックスの中のネジが1本取れてなくなってしまい、思い通りにロボットが動かなくなってしまったんです・・・それで泣く泣く出場を辞退してしまいました。
今考えると、ヘボコンではロボットが思い通り動かなくなることなんて、よくあることなので気にしなくてよかったと思うのですが(笑)その時はちゃんと動かないと出場してはいけない・・・そんな風に思っていたんです。
(その時に出場予定だった木で作ったヘボいヤツ・・・ロボット名「ヘボルメス」)
その後、つくるとの運営会議を見に行った時に、運営のみなさんが「ヘボコンをやりたいけど、準備期間がないし、担当者がいないから諦めよう」と言っていたのを聞いて・・・・なぜか、わけのわからない使命感に燃えて(?)私も何かお手伝いしたい!と手をあげて担当になったのが、つくるとでのヘボコン企画に携わるようになったきっかけです。
それから、第1回目の開催までに、ヘボコンマスター石川さんをご紹介いただき、ヘボコンに関する資料を送ってもらって、わからないことは教えてもらいながら、色々な人にお手伝いしてもらいながら準備して・・・当日は大雪に見舞われながらも、なんとかヘボコンを自主開催することができました。
実際開催してみると、「つくると!ヘボコン」の対戦時のクオリティがめっちゃくちゃ低くって(笑)もうヘボ過ぎちゃって、まともに動くロボットがない!!
これはナゼかというと・・・みなさん、かなりいい感じで動くロボットを作って来てくださって力作ぞろいだったのですが、当時は私もよくわかってなくて、開催前にヘボコンに出場するロボットを展示して、自由に来場者に触ってもらっていたんです・・・
なので、どんどん動かなくなって、しまいには、「位置エネルギーを使う!」と言って、もうただ転がすだけの対戦になってしまって・・・
でも、そのあまりにもヘボい対戦が面白くて、観覧しているみなさんにも大ウケしてて、司会をしながら、私はお腹が痛くなるくらい大笑いして・・・そして悟ったんです!
「ああ、これでいいのか・・・ヘボいことを認めるってなんて素晴らしいんだろう!!」
それで、はじめてやったヘボコンの高揚感が忘れられずに、毎回ヘボコンを担当しています。
そして今年の11月11日に福岡市科学館で開催されたつくると!4
つくると!で開催されるヘボコンもこれで4回目になり、今回はヘボコン熊本や大分ヘボコンの勝者のみなさんをご招待して九州大会・・・・というかロボット相撲なので「九州場所」として開催させていただきましたヽ(*^^*)ノ
「ヘボいロボットを持っているヤツは、だいたいトモダチ」と言わんばかりに
初対面にも関わらず、仲良くなっていく出場者の方々がホント素晴らし過ぎて・・・
対戦して負けたロボットの一部を継承していく姿も、一緒にステージにあがって見守るギャラリーの皆さんの温かさも、「ヘボコンっていいな!人間っていいな!」と思わずにはいられませんでした。
その九州の熱い戦いの結果はこちら↓↓↓↓↓
ヘボコンに出場された方は、次はぜひ開催する側に挑戦してみてください!
司会が一番よい位置で観覧できる特等席のようなものなので、ぜひ一度体験することをオススメします!!
あ!カメラマンも同じく特等席なので、オススメです!
つくると!ヘボコンからは、なんと動画撮影アプリ「うつすと」が生まれました!
ヘボコンやイベントの時にぜひ使ってみてください!
百聞は一見にしかず!なので・・・ぜひみなさんもお近くのヘボコンを見に行ってみてください!そして面白い!って思ったらぜひ参加して楽しんでくださいね☆
私からは以上です!
つくると!ヘボコンvol.2に司会として、ヘボコンマスター石川さんと一緒に来てくださった古賀さんの、ヘボコンAdvent Calendar 2017の8日目の記事はこちら↓↓↓
mabatakiwosuru.cocolog-nifty.com
そして明日は、モッサリオモッサモッサさんが記事を書く予定です。